沿革

<協議会設立の経緯>
 昭和59年3月、農林水産省が肥料取締法を家庭園芸分野にまで広げ、公定規格に「家庭園芸用複合肥料」を加えて4月から施行するという、同法の大幅改正を発表した。ところが、この公定規格について聴聞する業界団体がなく、またその内容も必ずしも実情にそぐわないという面があったので、この機会に受け皿として、家庭園芸肥料の生産、輸入や流通に係わっていた42社が集まって同年7月に家庭園芸肥料協議会が設立された。初代会長に村上博太郎氏(故人、当時株式会社ハイポネックスジャパン社長)を選出。その後平成9年に培養土の普及に伴って園芸用土メーカーの参加を得て、名称も家庭園芸肥料・用土協議会と改められ、会員数59社(平成20年7月現在)の協会となっている。


協議会の活動   業界の動き
1984.06.06
会設立のための準備委員会(ハイポネックスジャパン、旭化学、武田園芸資材、東商、ニッピ産業、フマキラーの6社)を作る。
1984.07.25
大阪共済会館にて家庭園芸肥料協議会の設立総会を開催。初代会長に村上博太郎氏(ハイポネックスジャパン)を選出。
1984.10.17
農林水産省に公定規格の改正を書面で申し入れ。(NPKなど保証成分量を分量を1%から0.1%に)
1984
1984.02
(社)家庭園芸普及協会が設立。
1985.04.30
農林水産省に公定規格の改正を書面で申し入れ。(各種ビタミン類を効果発現促進剤として認可を)
1985
 
 
1986
1986.03
「家庭園芸用複合肥料」の規格が変更され施行される。(NPKの保証成分量1%→0.1%に、ビタミンなどが効果発現促進材として認められる)
1987.04.27〜05.08
農林水産省 消費者の部屋における「園芸資材の週」に出展参加。
1987.07.23
第4回総会で「優良会員表彰規定」を定める。
1987
 
1988.07.27
第5回総会で岸本弘一郎氏(日本肥料)を優良会員表彰。
1988
 
1989.03.08
第1回花博出展委員会を開催。
1989.07.27
第6回総会にて会則の一部改正し、会の英語表記名を承認。
The Japanese Association for Home Garden Fertilizer
1989
 
1990.07.02
第7回総会で浜永建二氏(フマキラー)を優良会員表彰。
1990.06.09〜06.24
花博会場 光の館「みんなの園芸」に展示出展。
コンテスト:テーマ達成 銀賞受賞
1990.06.30〜07.08
花博会場 光の館「住居と花緑」に展示出展。
コンテスト:テーマ達成 銀賞受賞
1990.08.04〜08.19
花博会場 光の館「子供たちの園芸」に展示出展。
コンテスト:テーマ達成 銀賞受賞
植物展示(ブドウ)銀賞受賞
植物展示(ペピーノ)銀賞受賞
植物展示(キウイ)銀賞受賞
1990
1990.04
大阪 鶴見緑地公園で国際花と緑の博覧会(花博)が開催。
1991.07.04
第8回総会で(財)日本花普及センターに出資・加入。
1991
1991.03
(社)家庭園芸普及協会主催の第1回フラワー&ガーデンショウが幕張メッセ イベントホールで開催。
1991.03
(社)日本花普及センター主催の第1回フラワーフェステバルが幕張メッセで開催。以降、各県持ち回りで開催。
1992.08.17〜08.28
農林水産省 消費者の部屋における「家庭園芸資材の週」に出展参加。
1992
1992.08
(社)家庭園芸普及協会がグリーンアドバイザーの認定試験実施。
1993.08.03
第10回総会にて下記優良会員の表彰を行った。
・(フマキラー)
・株式会社 東商
・「発酵油かす」の開発により、長年にわたり家庭園芸肥料業界の発展に貢献。
1993.08.03
第10回総会にて下記優良会員の表彰を行った。
・(フマキラー)
・株式会社 東商
・「発酵油かす」の開発により、長年にわたり家庭園芸肥料業界の発展に貢献。
1993
 
1994.03.16
現地研修として大阪泉大津フラワーセンターと関西新空港を見学。
1993.08.03
第11回総会にて会則の一部改正、副会長及び名誉会長職を設け、名誉会長規定を定める。
2代目会長に坂本昭久氏(旭化学工業)を選出。村上博太郎氏は名誉会長に選出。
1994
 
1995.03.01
兵庫県南部地震に対し会員に義援金を募集、480,200円集まる。
1995.03
肥料協議会としてPL法に関するガイドラインを発表。
1995
1995.07
製造物責任(PL)法が施行。
1996.07.17
第13回総会にて3代目会長に水島健一氏(吉原製油)を選出。
1996.09.17
用土委員会を設置。
1996
1996.11
ガーデンを考える会が設立。
1997.07.17
第14回総会にて協議会名を「家庭園芸肥料(用土)協議会」に改名し、関係する項目の会則も一部変更。更に用土に品質表示を行うことを決議。
前会長の坂本昭久氏(旭化学工業)を優良会員として表彰。
1997
1997.10
ガーデンを考える会主催の第1回エクステリア&ガーデンショウ(現在のジャパンフラワーショウ)が東京ビックサイトで開催。
1997.12
「ガーデニング」が流行語のトップテン入り。
1998.07.14
第15回総会にて4代目会長に大石相吾氏(東商)を選出。
1998.10
NHK趣味の園芸 別冊「ガーデニング 上手になる土・肥料・培養土」に取材協力。
1998
 
1999.07.27
協議会の大幅改訂したパンフレットを作成。
1999.07.29
第16回総会にて協議会名を「家庭園芸肥料・用土協議会」に改名し、関係する項目の会則も一部変更。付随して英名表記も The Japanese Association for Home Garden Fertilizer and Medium Soil に変更。
1999
1999.05
西武ドームで第1回国際バラとガーデニングショウが開催
2000.07.26
第17回総会にて5代目会長に柏原哲也氏(東京総備)を選出。
2000.12.15
花卉園芸新聞社にて当協議会の特集記事記載される。
2000
2000.03〜11
兵庫県淡路島で西武ドームで第1回国際バラとガーデニングショウが開催
2001.07.06
当協議会のホームページを開設。
2001.07.25
第18回総会にて、園芸用土(培養土)の品質表示にpH、ECの項目が追加された。
2001.10
BSE関係で肉骨紛を含む製品の製造・販売に関する件で農林水産省に陳情。
2001.12
肥料関係5団体で肉骨紛などの輸入などの解除を陳情。
2001
2001.04
農林水産省肥飼料検査所が独立行政法人肥飼料検査所に移行。
2001.09
国内で牛海綿状脳症(BSE)の擬似患蓄を確認。
2001.10
BSE関係から肉骨紛等の輸入の停止とそれらを含む製品の製造・出荷の一時停止。
2002.07.25
第19回総会にて、前会長の大石壮吾氏(東商)を優良会員として表彰。
2002.09.20
培養度への品質表示に関するアンケート実施。
2002
2002.08
輸入野菜から禁止農薬が検出、無登録農薬の使用が問題になる。
2003.07.23
第20回総会にて、前会長の水島健一氏(吉原製油)を優良会員として表彰。
2003
2003.04
容器包装リサイクル法が施行。